明日なにしよか

関西の大学4年生が学びと読書について

18卒はサマーインターンに行かなくていい3つの理由

 
最近、後輩から就活とか進路についてのお話をよく尋ねられるので
せっかくならということでまとめようと思います。
 
就活や進路に関することをシリーズで書いていきますのでどうかお付き合い下さい。
 
ちなみにですが、
僕は学生団体での活動やインターンの経験はあります。
 

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1. 今回はサマーインターンについて

 

そこで今回はサマーインターンについて考えました。
行かなくていい理由を書いていますが、最後には逆に行った方がいい理由とどんな人が行くべきなのかを書いているので
どちらも見て見るといいですね。
 
最近はどこの企業も早い段階での学生確保や知名度アップを目的として実施を始めています。
 
ちなみにレベルの高い学生や企業のコミットメントがあるところをあげておくと
 
3,CyberAgent
4.FreakOut
5.リッチメディア
 
こんなもんですかね。
ぱっと記憶を頼りにやったので他にもいいとこはいっぱいあるので、ぜひぜひ探してみてください。
 

2. 行かなくていい理由その一 ”みんなと同じになっちゃう”

 

サマーインターンに行く目的の一つとして、「就活対策」とか
「頑張ったことの話題作り」というのが傾向としてあります。
 

今の時代ではインターンにいってもみんなと同じになるだけで、ぶっちゃけ

企業から見ればマリオかルイージかの違いしかありません。

 

数年前の話であれば
人事:「学生時代に頑張ったことは?」
学生:「企業でインターンをしており、そこでの〇〇は……!」
 
というのが企業にも新鮮でうけたし、学生時分に単独で企業に乗り込み
しっかりと成果をあげているというのはとても魅力的だったと思います。
 
ただ、近年だとサマーインターンといっても1dayから1weeks、さらには長期もなんて
ものすごい種類と内容にも違いが生まれ、もはや供給過多では?と感じるほどです。
 
いまや就活生やその他の学生にとってインターンという単語はとても普通のものですよね。
 
話はもどりますが、こうしたインターンまみれな世間で
企業に対してインターン経験を話したとしても企業やインターン慣れした人間から見れば
でてくる感想は
「世間の流れに乗ったかな?」とか「就活の話題作りかな?」といったところです。
 
一部は本気で取り組みすごい成果をあげますが、そうでないと大して他の学生との差別化ははかれません。
他の学生との均質化が起こってしまうということがおすすめしない理由です。
 

3. 行かなくていい理由その二 ”情報回収はしづらい”

 

インターンに行くとその業界や企業の人と話せて社会のことが知れる。
というのが行くべき理由としてあるかと思います。
 

インターン参加すればその企業や業界について詳しくなれると思ったら大間違いです。

 

個人的な考えになりますが、インターンが始まると内容としてあるのが

ビジネスプランを考えて事業提案とか事業立案などです。
 
そうなると実際のところインターン中は最後のプレゼンまで
とにかく情報回収やチームでの議論などに明け暮れることになり、そこまで有意義に企業の方と話せないでしょう。
 
〜学生のイメージ〜
・企業の人5人からその会社について話を聞く。
・さらに業界などについて2,3人からアドバイスをもらう。
・同じインターン参加者と友達になり、それ以降も話すようになる。
 
〜実際のところ〜
・グループについてくれた企業の人とよく話した。
・懇親会で別の人1人と話せた…が業界については詳しくわからなかった。
・グループのメンバーと友達になった。
 
まあ特に意識せず乗り込めばこんなもんです。(*コミュ力高い人は別です)
 
なので、
✔本当に企業の情報や業界についての理解を深めたい。
✔社会人と話をしたり、就活に向けてアドバイスがほしい。
 
といった目的を持っている人はその他のメディアやサービスを利用して
個人的に接点を持つほうが時間帯効果やコストといった点で有意義です。
 
最近は個別オファー型の求人も多くなり、OB訪問もしやすくなりました。
以下にサービスをあげとくのでそっちを使って下さい。
 

OB訪問系
  • キャリア大学OB訪問(キャリア大学提供)
  • ビズキャンパス(ビズリーチ提供)
  • matchar(株式会社matchar提供)
 
逆求人系
  • オファーボックス
  • サポーターズ
  • iroots
 
 

4. 行かなくていい理由その三 ”今から働かなくていい”

 

じゃあ長期インターンならどっぷり会社につかって詳しくなれて
かつビジネスマンとして高みをめざせるじゃん!と思った人
 
たしかにそう。
 
ただ大学卒業したら多くの人は企業に勤めますよね。
そこで思うのは、なぜ多くの選択肢と時間を与えられた大学生が
好き好んで働くことを選ぶのかということです。
 
あと何年かしたら働くんでしょ?だったら今したいことをしてほしい。
そう思わずにはいられません。
 
今すぐにビジネスがしたいとか、働く世界を見てみたい。そんな人にはインターンはおすすめです。
成果と理想を追い求めて働く人が企業にはまだまだいっぱいいます。
そんな人達と時間を共有でき、彼らから学びを得ることは多くある。
 
ただ、学生のほとんどがそうだとは全く思いません。
 
就活が目的化して、今の教育では
自分の価値観、何が好きで何が嫌いなのか、目指す理想は何なのか
そういったことを知らずに生きている学生をよく見かけます。
 
そんな学生こそ就活に直面してようやく
「どんな企業がいいんだろう?」「自分にとっての幸せってなに?」なんて悩みを持つのです。
 
これば僕の意見や願いになりますが、

せっかく時間とお金の制約がゆるくなる大学という時間には

自分と向き合ってとことん考えることや大切な人と過ごす時間にあててほしいです。

 

旅をするもよし、海外にいって今までとは違う経験をするのでもいい。
家にいて読書をするでも、大学の勉強を頑張ってみるでもなんでもいいです。
 
今あなたがしたいと思う時間の使い方をして、しっかりと世界やあなたについて考えてみてください。
 
そうしたことを経た人はどんな場面でも就活でも苦労はしません。
彼らには自信とその経験があるからです。
 
好きに時間を使ってみてください。
 
なんか長くなってきたので、次回の内容で
インターンに行くべき人は誰なのかについて書こうと思います。
 
ばいばーい。